トイクワッドに嵌った:EaglePower SA1103 Lite 1103 8000KV の巻き直し。

EaglePower SA1103 Lite 1103 8000KV

Specification:
 Brand Name: EaglePower
 Model: SA1103 Lite (9N12P)
 Item Name: 1103 6000KV 8000KV 10000KV 2-3S Motor
 KV: 6000KV/ 8000KV/ 10000KV (Optional)
 Input Voltage: 2-3S
 Shaft Diameter: 1.5mm
 Motor Width: 14mm
 Motor Height: 15.3mm
 Weight: 3.5g
 No-Load Current: 0.3A @6000KV ; 0.35A @8000KV ; 0.4A@10000KV
 Max. Con. Current: 3.5A @6000KV; 4A@8000KV; 4.5A@10000KV
 Max. Con. Power: 35W@6000KV; 40W@8000KV; 45W@10000KV
 Internal Resistance: 0.395Ω@6000KV; 0.315Ω@8000KV; 0.265Ω@10000KV

8個ある、SA1103 Lite 1103 8000KV の1個が断線してしまいました。
モーター軸が外れないので、あちこち弄っている間に壊したのかもしれません。


モーターが回りません。
で、ばらしてみました。
最初←1本だけ、根元で断線でしたが、
弄っている間に、もう一本断線してしまい、
そちらは、半田上げしても、元に戻りません。

 各所、瞬間接着剤で固定してあるので、
巻き線も、素直にばらせるところは、1か所でした。
そこの巻き数は、9回でしたが、合っているだろうか?
巻は、時計回りの様子だが、参考サイトでは、反時計回り(左巻き)



 精密マイナス、カッター、ニッパを使って、
電線は、全部除去、

線は、0.2 φのポリウレタンか、ホルマル線の様子。
各所瞬間接着剤様の物で固めてあって、
コイルを解すことが出来ません。
しょうがないので、破壊。
上手く解せたところでは、9ターンでした。
復活すれば、めっけもの、怖い物無になります。
果たして、上手く巻けるのでしょうか?
巻いたモーターは、動くのでしょうか?
レーザー回転計もあるので、回転数も計れるかもしれません。
ポリウレタン線で良ければ、0.2mmがあった筈です。

「友の会」で、壊れたモータを譲って欲しいとお願いしたところ、
思わぬ情報を頂きました。
⇒0.2mmクラスだと、ポリウレタン線が殆どな事。
 コイルの線は、きつく巻くので、どうしても擦れやすい、
 線のワニス処理など、絶縁処理をちゃんとした方が良い。
という事の様子。
その後「友の会」会友様に、
譲っていただける事になりました。
本当に「友の会」の皆様には、
お世話になりっぱなしです。

参考サイト
ひとりでも出来る?自作ブラシレスモーターの製作!  
http://torisan-i.com/Finpure/cd-rom/cd-rom-seisaku.htm
ブラシレスモータの作動原理と計算式
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~iijima-p/BRA3.htm
<計算式>ブラシレスモータの特性を計算する式(抜粋)  寺田篤生氏より
手作りブラシレスモータ協会
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~iijima-p/BRA.htm

ブラシレス 自作:良い情報がありそうです。軸の自作もありそうな。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%80%80%E8%87%AA%E4%BD%9C

Homebuilt Electric Motors:モーターの巻き方が書いてあります。御勧めです。
http://www.bavaria-direct.co.za/info/
http://www.bavaria-direct.co.za/info/images/Mini300_Winding_Instructions.gif
http://www.bavaria-direct.co.za/scheme/calculator/

Meine eigenbau brushless Motoren
http://www.v-d-haar.de/Modellbau/Streamermotoren.htm


9N12P の巻き方
【抜粋】
3cmほど余らせてから巻き始めます。
 例題では左巻き
(手前からー奥ー上に行ってー手前に戻る)
でやってます。
1コア目が終わったら、
 2番目のコアの”背”を回して、
 3番目のコアの前から
4番目のコアに巻いていきます。
ターン数(巻数)は必ず同じにして下さい。
2コア目が巻き終わったら、
 同じように3コア目を巻きます
1本目、2本目も
丁寧に巻いておく必要があります。 さて、難関?の巻線が終わりましたが、
もう少し作業があります。
 頑張りましょう!
これで巻線の1本目が終わりです。
終端は始端より長く切っておいてください。
こうすることによって
始端と終端の区別がつきやすくなります。

【練習第1回目】
9N12Pなので、3個毎に巻けば良い筈。
取敢えず、6Tです。
元々は、9Tだった筈ですが、
9T巻くのは結構厳しいかも。
結線は、Y:スターです。
 早くもグダグダの感じがw
 3個目は、もう手が付けられない位
グダグダです。
1回目の感想
谷渡線を無くす方向で、巻いた方が良さそうです。
1巻毎又は、1N毎に、導通を測り、
絶縁ワニスや、透明マニュキュアで、
絶縁処理をした方が良さそうです。
巻き出しの固定方法を考える⇒紙両面?
巻き終わりの固定方法を考える⇒瞬間接着剤様の物?

導通、ステータへの漏電、確認してみましたが、
抵抗値が、異常に高すぎです。
もっとも、テスターで、数オーム以下などは、
正確には、測れません。
抵抗値が高い物は、断線しかかっていると
考えるのが、正解だと思います。






Hyperion 推力計測スタンド 48mm径以下モーター用
http://robin.jp/SHOP/HP-THRUSTMETER.html
スラストメーター(推力計)
http://www.tahmazo.jp/14_92.html
ドローン用ブラシレスモーターの推力を実測してみる:私と同じ発想です。
https://garchiving.com/measured-thrust-brushless-motor-of-quadcopter/
簡単なEDF推力測定
http://rctips.jp/archives/51134061.html
推力測定について 
https://trhk.exblog.jp/4064569/

次回までの課題、
1.コイル巻き上げ前に、線材の抵抗値を測っておく。
2.ステータの下地作り
3.巻き出し、巻き終わり、中間での固定方法を考える。

金被、巻き線の、249Ω、250Ωなら、何処かにあるはずなので
合成抵抗を測るとしましょうか。

「友の会」会友様:kk2k 様より、
ブラシレスモータを、無償提供して頂きました。
これだけあるので、
1.ばらし方の練習ができます。
2.コイル巻きの練習がはかどります。
ありがとうございます。


【EaglePower SA1103 Lite 1103 8000KV 】
https://www.banggood.com/EaglePower-SA1103-Lite-1103-6000KV-8000KV-10000KV-2-3S-Motor-for-RC-Drone-FPV-Racing-p-1242994.html?rmmds=search&cur_warehouse=CN
https://www.banggood.com/EaglePower-SA1103-1103-8000KV-2-3S-Motor-for-RC-Drone-FPV-Racing-p-1242998.html?rmmds=search&cur_warehouse=CN
Brand Name: EaglePower
Model: SA1103 Lite (9N12P)
Item Name: 1103 6000KV 8000KV 10000KV 2-3S Motor
KV: 6000KV/ 8000KV/ 10000KV (Optional)
Input Voltage: 2-3S
Shaft Diameter: 1.5mm
Motor Width: 14mm
Motor Height: 15.3mm
Weight: 3.5g
No-Load Current: 0.3A @6000KV ; 0.35A @8000KV ; 0.4A@10000KV
Max. Con. Current: 3.5A @6000KV; 4A@8000KV; 4.5A@10000KV
Max. Con. Power: 35W@6000KV; 40W@8000KV; 45W@10000KV
Internal Resistance: 0.395Ω@6000KV; 0.315Ω@8000KV; 0.265Ω@10000KV

巻:9Tの筈、重ね巻き、9N12Pなので、3個とばしです。

ABC、ABC、ABC と、奥から順に巻いていきます。
谷渡線を、ステーターに巻き付けるかどうか、
巻き終わりを、どの様に処理するか、などが、
コイルが綺麗に巻ける。という点の次の課題の様子です。

【Racerstar BR1103 10000KV】
https://www.banggood.com/Racerstar-Racing-Edition-1103-BR1103B-8000KV-10000KV-1-3S-Brushless-Motor-Purple-For-50-80-100-Frame-p-1133935.html?rmmds=search&cur_warehouse=CN

Brand: Racerstar
Item No: BR1103B 8000KV 10000KV Brushless Motor
Height: 15mm
Width: 13.6mm
Weight: about 3.7g
Shaft: φ1.5mm
KV (rpm/V): optional 8000KV & 10000KV 
Voltage: 3.7-11.1V
Battery: 1-3S lipo battery

【HGLTECH HF1104 7500KV】
https://www.gearbest.com/motor/pp_634541.html?
Model: HF1104
 Motor Type: Brushless Motor
 KV: 7500
 Stator Diameter: 11mm
 Shaft Diameter: 1.5mm
 Max. Continuous Current (A): 11.8A
 No. of Cells: 2 - 3S LiPo
 Max. Continuous Power (W): 131W
 Internal Resistance: 0.19 ohm
 Maximum Thrust: 220g
【WALKERA Rodeo 110 用】 KV値不明
WALKERA HM Rodeo 110-Z-11 Brushless motor(WK-WS-13-002)
http://helimonster.jp/?pid=112422931
https://www.amazon.co.jp/WALKERA-%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-Rodeo-110-Z-11-WK-WS-13-002/dp/B01N9U3Z26

Eリング



>>[495]  daive
>>それ、どこで買うたん 4パック目
>>[757] daive
30分程、アセトン入浴させてみました。
モーター線の根元が接着剤で固定されていましたが、
ピンセットで、軽く突いて、サクッと剥がれました。
ステーターの塗料、線材の絶縁塗料、モーター本体の塗装には、
影響が無い様子です。
一晩漬けこみしてみます。
折れやすい、引き出し部分の接着剤がサクッと取れましたので、
次は、ポリウレタン線で修理可能かどうかを、探ってみます。

苦労の割に報われなければ、買い替えですが、
モーター再生のネット上の記事が少ないので、
望みは薄いです。

コイル巻きは、遊びとしては面白いですが、
出来上がった物が、元の様なスペックかどうかは、 別な話です。
先ずは、再生が可能となるかどうかからですw

このモーターは、3線中1本が断線です。
根元の熱収縮チューブ内にも、接着剤が付いていますので、
此処まで、浸透してくれるかどうかが、肝かもです。

11xx系の場合には、手持ちの範囲です。
モーター線は、単線熱収縮チューブ処理物(&コイル線を引き出しただけの物)と、
撚線物があります。

使用や、テストは、自己責任で有る事を、書いておきます。
事前に危険性や、規制について、各自で御調ください。


 
一晩アセトン漬けにした事によって、
剥がれ易い部分は、剥がれました。
全部が取れてしまったわけでは無いので、
巻き終わりの半田付け部分は、くっついています。
ほぐれていません。

【Racerstar BR1103 1000KV】kk2k さん御提供品
0.1mm×2本巻、たぶんポリウレタン線
モーター線:単芯×2本、熱収縮チューブ処理物
モーター線の引出:巻始め部分、コイル奧で断線していると、修理不可です。

必要最低限の接着剤止めの様子です。
モーター線の根元部分の接着剤は、取れています。
で、熱収縮チューブ処理部分を外してみました。
引き出し線は、断線していないように見えます。
が、中央線の半田が勝手に外れてしまいました。
 

 
 【RODEO 110:WK-WS-13-002A】kk2k さん御提供品
0.2mm×2本巻、ポリウレタン線では無さそう、
(色からすると、ポリエステル?、ホルマル線かも)、
モーター線:単芯×2本、熱収縮チューブ処理物かどうか、確信がもてません。

モーター線固定以外に、接着剤が使われて無い様子です。
もしかすると、ばらせる方であれば、
修理の可能性が、一番高いかもしれません。
上、下のベアリングも嵌め込みしてあるだけで、
Eリング(紛失w)を外すと、あっさりばれます。
ベアリングを、落として、探しまくったら、机の上に転がってましたw
補修のモーター線延長を外し、
コイルを台座から引く抜く事まで、出来ました。
断線が1本有るようですが、
接着剤剥がしの為に、漬け込みしてみます。



上の書込みには、間違いがあります。
漬け置きしたので、接着剤は綺麗にとれました。
結線を確認すると、
Y結線の様に、終端半田付けが無いのに、
気づいていなければ、成りませんでした。
このモーターは、Δ結線です。

RODEO110 のモーターは
【RODEO 110:WK-WS-13-002A】kk2k さん御提供品
0.2mm×1本巻、ポリウレタン線では無さそう、
(色からすると、ポリエステル?、ホルマル線かも)、
モーター線:単芯×2本、熱収縮チューブ処理物
        Δ(デルタ)結線、Δ結線なのでモーター線2本出しになっています。
        Y(スター)結線の様に、終端の半田付け部分がありません。

ざっくり、巻き数、巻き方等が同一条件であれば、
モーター電流: Δ>Y 、但し、磁石が熱減磁しない温度

2本線以上の場合は、
両方の線に正しく、均等に電流が流れたないと、
モーターが正しく回らない筈です。
正しく回らないどころか、回ってしまうと、
接続が悪い方の回路は、発電回路になりかねません。
⇒最悪状態で、放電が起きると、ESCを壊す可能性がでてきます。
W=E・I ⇒ E=I・R よって、W= I・R・I =Iの2乗・R
但し、E=I・Rには、書かれていない前提条件があります。
E、I、Rの上限値が、無限大を取り得る事が、前提です。
⇒実際は、有限ですし、ロスがあります。

4.磁気特性の温度変化(熱減磁、低温減磁)
http://www.neomag.jp/mag_navi/mames/mame_bhcurves_info4.html
へぇ、低温でも減磁するのですねぇ。
ネオジム磁石の高温使用に注意って書かれても、燃える時は燃えるので。
 
電流は、導体の表面を流れます。
よって、コイルサイズを表す
1102、1103、1104などの
数値が同じであって、
巻き数、結線が同じモーターであれば、
モーター缶と云われる部分の
磁石(ネオジウム磁石)の磁力次第と
いう事になります。

以前「友の会」で教えていただいた、
モーターサイズが一緒なら代替え
可能かもしれないという事に繋がります。

電子回路が一切無いので、
モーター自体は、電圧関係無に
動作する回路になっています。
が、メーカー規定値を守る方が良いです。
電圧:電流を流す強さ
電圧が高くなると、流れる電流が多くなる
が、Wは、Iの2乗で増える。
⇒1A、1Ωでは、1Wですが、10A、1Ωでは100Wです。
 100Wが全て熱になるわけでは無いですが、
 Q=R・I・I・t [J]
 J=C・V 、 W=J/s
 1 キロワット(= 1000 J/s)の電力を 1 時間(= 3600 s)消費したときの電力量である 1 キロワット時(= 1 kJ/s × 3600 s = 3.6 MJ)
発熱量と、温度の概念は、こんなサイトで。
電力・電力量と発熱量
http://dennken3.web.fc2.com/koujisi/koujisi2_2.html


平ワッシャbrass:Aliexpress では探せなかった、ステンレス、ニッケルはある。
M1.4 brass
金属ネジ(黄銅平ワッシャー) BW-0000-00
https://www.monotaro.com/g/01214822/?t.attr_f11=M1.4
丸ワッシャー ISO小形(黄銅/生地)(小箱)
https://www.monotaro.com/g/00426363/?t.attr_f11=M1.4
↑ものたろうで、ポリカビス他と、数量が少ない方で注文到着待ち。
Aliexpress で見つけた、M1.4:銀ステンレス、と、M1.4:金ステンレスも
発注済み。

M1.4 ISO/JIS 内径M1.5 は、やはりきつきつです。
M1.6 のドリルビットで、揉んであげれば、入る様になります。
他所で、平ワッシャ―見つけたので、手配中です。
ISO/JIS 品ではありませんので、平ワッシャ―としては、結構御高いです。







Armor 67 1103-10000KV こやつ、
ブラシレスモーター固定ビスが、M2じゃなーいw
しかも、プロペラ固定ネジが無いので、
プロペラもスッポ抜けする可能性がある。
Armor 67 が素晴らしいなどと、ほざいた小僧でてこーいw
FCは、M3穴だし、フレームのマウントホールはM2.5で、
固定してるビスは、M2、しかもESCが、カーボンフレームと
密着していて、M2のビスが緩んだら、燃える仕様。
で、絶縁板入れて、M2のビスで固定して、、、、、、、
組み上げたら、最後のM2のビスと、ペラが当たる。
だめじゃん。
もう一回組み直しです。(ノд-。)あぅ。。

組み直しました。

熱収縮チューブ、φ1.0を注文しました。
シリコンチューブが、、とも思いましたが、肉厚なので、
熱収縮チューブにしておきました。

ブラシレスモーターの巻き直し、断線修理は、なかなかすすみませんが、
部品は、ほぼそろってきています。

モーターベンチを、どの様に作ったら良いか、思案中です。
RC group / ネットサイトの情報を、あたっています。

回転数計が、やっかいな問題をもっています。
1.レーザーポインタ式:ペラが薄いと測れない、反射波で外乱を受ける
2.赤外線式      :白熱電球、日射光でないと正しく計測できない
(「友の会」で教えていただきました。)


ISO/JIS M1.4 平ワッシャ―
モノタロウ購入の、黄銅/ニッケル鍍金品が、
思いの他出来が良く、φ1.5のシャフトにスルスルと入ります。
これだけ、試して大丈夫なら、選別の必要すら無いかもしれません。