トイ クワッド に嵌った。：Deviation 演算ロジック解説編
Deviation ロジック演算解説編
2019-MAR-15
DEVIATION FORUM に面白そうな御題がありましたので、
出来るだけ簡単な方法で、実現してみました。
（実現方法は、他にも有ります。）
Setting 3 pos rate switches for t8sg v2 plus
https://www.deviationtx.com/forum/3-feedback-questions/8304-setting-3-pos-rate-switches-for-t8sg-v2-plus#73369
御題
Flaps are now controlled by (I’m a Mode 1 flyer)
SW “C”
Pos 1: “CO” : flaps up
Pos 2: “C1” : take off flaps 10-15 degrees
Pos 3: “C2” : landing flaps 45-60 degrees
I wish to Mix down ELEVATOR Trim to FLAP in Position 3: ONLY
となっていますが、
Stick move : -100% ～ 0% ～ 100%
0% is Stick Neutral
ですし、
Servo degrees ex. 1?: 0 ～ 45 ～ 90 , 0 ～ 90 ～ 180
Servo degrees ex. 2?: -45 ～ 0 ～ 45 , -90 ～ 0 ～ 90
どっちなの？とか、
Stick Neutralの角度が不明、-100%～100% の移動角度が不明ですので、
回答に困ります。、
Since i made a sample, please try setting range conversion.
I use Virt 1/2 for explanation and verification.
There are other realization methods, so please try.
Value monitor:Main menu -> 2.Transmitter menu ->
2.Channel monitor : Mixer output ◀▶:Stick input
と、回答しましたが、
前程条件：御題を次の様に書換えています。
入力１：SW “C”、入力２：AUX4、入力３：AUX5
AUX4 / AUX5 は、スティック入力でも可能です。
Pos 1: “CO” : flaps up EX.Val -5%
Pos 2: “C1”+ AUX4 : take off flaps 10-15 %
Pos 3: “C2”+ AUX5 : landing flaps 45-60 %
※Ｘ：入力を示します、Ｙ：出力を示します。
<< EX 1 >>
Vart1 : Complex , Mixers : 3 の設定をします。
01. <“C2”& AUX4(44%～60%) : landing flaps 44%-60% , % to digree conversion is required.>
44% , 52% , 60% ：Diff 8% , 8% ですが、7% , 8% で良ければ、45%～60% も可能
45% , 52.5% , 60% : 0.5 , Few can not express、Deviation は、少数位が扱えない。
Vart1 page:1 、頁：１
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX4 、入力を指定
Curve:3 Point (ENT) 、３点補正を選択
Point1:44,Point2:52,Point3:60 、補正値１、２、３、
操作感のずれを気にしないなら、45 / 52 / 60
Scale:100 、１００％
Offset:0 、 ０％
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
02. <“C1”& AUX4( 9%～15%) : take off flaps 9%-15% , % to degree conversion is required.>
9% , 12% , 15%
10% , 12.5% , 15% : 0.5 , Few can not express
Vart1 page:2 、頁：２
Switch:SW C1 、スイッチ：SW-C1、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX4 、入力を指定
Curve:3 Point (ENT) 、３点補正を選択
Point1: 9,Point2:12,Point3:15 、補正値１、２、３
操作感のずれを気にしないなら、10 / 12 / 15
Scale:100 、１００％
Offset:0 、 ０％
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
03. <“CO” : flaps up. >
Vart1 page:3 、頁：３
Switch:SW C0 、スイッチ：SW-C0、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、Scale の値で置換
Scale : -5%(ex.) 、置換数値
Offset:0 、０％
式：Ｙ＝ａ
04. < Please check Vart1 : 1-3 mix >
Virt1 - C0 : -5%
- C1 & AUX4 : 9% to 15%
- C2 & AUX4 : 44% to 60%
と、出力が変化します。
05. Plese try ELEVATOR MIX .
% to degree conversion is required.
<< EX 2 >>
Vart2 : Complex , Mixers : 7 の設定をします。
Ｙ＝ａＸ＋ｂ、｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
では、検証結果を考えるのが面倒なので、
０～１００％で、扱う様に細工がしてあります。
01. <“C2”& AUX5(45%～60%) : landing flaps 45%-60% , % to digree conversion is required.>
45% to 60% : Diff 15% , Offset 45% 、差分は１５％、オフセット４５％
Vart2 page:1 、頁：１
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX5 、入力を指定
Curve:1 to 1 、１対１を指定
Scale:50% 、Ｙ＝０．５Ｘ
Offset:50% 、Ｙ＝Ｙ＋５０
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ、Ｙ＝０．５Ｘ＋５０、
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１００％
’
Vart2 page:2 、頁：２
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:mult 、掛算を指定
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、置換を指定
Scale:15 、Ｙ＝ａＸ、ａ＝１５％
Offset:0 、
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１５％
’
Vart2 page:3 、頁：３
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:add 、加算を指定
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、置換を指定
Scale:45 、Ｙ＝ａＸ＋ｂ、加算値（ｂ）：４５
Offset:0 、０指定
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜４５％≦Ｙ≦６０％
02. <“C1”& AUX4( 10%～15%) : take off flaps 10%-15% , % to degree conversion is required.>
10% , 15% : Diff 5% , Offset 10%
数値が異なるだけで、同じ仕組みなので省略
Vart2 page:4
Switch:SW C1
Mux:replace
Src:AUX5
Curve:1 to 1
Scale:50
Offset:50
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ、Ｙ＝０．５Ｘ＋５０、
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１００％
’
Vart2 page:5
Switch:SW C1
Mux:mult
Src:None
Curve:Fixed
Scale:5
Offset:0
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦５％
’
Vart2 page:6
Switch:SW C1
Mux:add
Src:None
Curve:Fixed
Scale:10
Offset:0
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜１０％≦Ｙ≦１５％
03. <“CO” : flaps up. >
数値が異なるだけで、同じ仕組みなので省略
Vart2 page:7
Switch:SW C0
Mux:replace
Src:None
Curve:Fixed
Scale : -5%(ex.)
Offset:0
式：Ｙ＝ａ
04. < Please check Vart2 : 1-3 mix >
Virt2 - C0 : -5%
- C1 & AUX5 : 10% to 15%
- C2 & AUX5 : 45% to 60%
05. Plese try ELEVATOR MIX .
% to degree conversion is required.
※慣れない間は、－１００％～０％～１００％の値に混乱するかもしれませんが、
－１００％～１００％と考えずに、ざっくり、数値は、
０～２００ 変化すると考えて、下さい。
最終結果は、計算した結果を、－１００すると、
理解してください。
－５０％～５０％の場合は、０～１００ 変化するので、
まずは、０～１００変化する数値で考えて、結果を－５０します。
－１００％～０％～１００％：変化量は、２００ ですよね？
－ ５０％～０％～ ５０％：変化量は、１００ ですよね？
※４～２０ｍＡ入力を、 －１０℃～４０℃ で表現するには、
Ｙ＝（ （（４０－（－１０））／（Ｘ－４）／（２０－４）） ）＋（－１０）
Ｙ＝（ ５０／（Ｘ－４）／１６ ）－１０
（Ｘ－４）／１６：割合を出す
式を変形して、
Ｙ＝（５０／１６）Ｘ－１０
※０～４０９５を、－１００％～１００％ で表現するには、
Ｙ＝（ （１００－（－１００））／Ｘ／４０９５ ） ＋（－１００）
Ｙ＝２００／Ｘ／４０９５ー１００
Ｘ／４０９５：割合を出す
式を変形して、
Ｙ＝（２００／４０９５）Ｘ－１００
※つまり、
Y= (YrangeH-YrangeL) / ( X - XrangeL ) / (XrangeH-XrangeL) + YrangeL
※制約：各ＣＨ、仮想ＣＨ毎に指定出来るミキサー：１０個です。
これを超える場合は、仮想ＣＨを複数使って計算する事になります。
演算の実行順は、
ＣＨ１－ミキサー１～１０
～ＣＨ１６－ミキサー１～１０
仮想ＣＨ１－ミキサー１～１０
～仮想ＣＨ１０－ミキサー１～１０
の筈です。
実ＣＨ１で、実ＣＨ２～１０や仮想ＣＨ１～１０を参照する様な事や、、
仮想ＣＨ１で、仮想ＣＨ２～１０を参照する様な事は、
実行順に十分注意を払ってください。
2019-MAR-15
DEVIATION FORUM に面白そうな御題がありましたので、
出来るだけ簡単な方法で、実現してみました。
（実現方法は、他にも有ります。）
Setting 3 pos rate switches for t8sg v2 plus
https://www.deviationtx.com/forum/3-feedback-questions/8304-setting-3-pos-rate-switches-for-t8sg-v2-plus#73369
御題
Flaps are now controlled by (I’m a Mode 1 flyer)
SW “C”
Pos 1: “CO” : flaps up
Pos 2: “C1” : take off flaps 10-15 degrees
Pos 3: “C2” : landing flaps 45-60 degrees
I wish to Mix down ELEVATOR Trim to FLAP in Position 3: ONLY
となっていますが、
Stick move : -100% ～ 0% ～ 100%
0% is Stick Neutral
ですし、
Servo degrees ex. 1?: 0 ～ 45 ～ 90 , 0 ～ 90 ～ 180
Servo degrees ex. 2?: -45 ～ 0 ～ 45 , -90 ～ 0 ～ 90
どっちなの？とか、
Stick Neutralの角度が不明、-100%～100% の移動角度が不明ですので、
回答に困ります。、
Since i made a sample, please try setting range conversion.
I use Virt 1/2 for explanation and verification.
There are other realization methods, so please try.
Value monitor:Main menu -> 2.Transmitter menu ->
2.Channel monitor : Mixer output ◀▶:Stick input
と、回答しましたが、
前程条件：御題を次の様に書換えています。
入力１：SW “C”、入力２：AUX4、入力３：AUX5
AUX4 / AUX5 は、スティック入力でも可能です。
Pos 1: “CO” : flaps up EX.Val -5%
Pos 2: “C1”+ AUX4 : take off flaps 10-15 %
Pos 3: “C2”+ AUX5 : landing flaps 45-60 %
※Ｘ：入力を示します、Ｙ：出力を示します。
<< EX 1 >>
Vart1 : Complex , Mixers : 3 の設定をします。
01. <“C2”& AUX4(44%～60%) : landing flaps 44%-60% , % to digree conversion is required.>
44% , 52% , 60% ：Diff 8% , 8% ですが、7% , 8% で良ければ、45%～60% も可能
45% , 52.5% , 60% : 0.5 , Few can not express、Deviation は、少数位が扱えない。
Vart1 page:1 、頁：１
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX4 、入力を指定
Curve:3 Point (ENT) 、３点補正を選択
Point1:44,Point2:52,Point3:60 、補正値１、２、３、
操作感のずれを気にしないなら、45 / 52 / 60
Scale:100 、１００％
Offset:0 、 ０％
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
02. <“C1”& AUX4( 9%～15%) : take off flaps 9%-15% , % to degree conversion is required.>
9% , 12% , 15%
10% , 12.5% , 15% : 0.5 , Few can not express
Vart1 page:2 、頁：２
Switch:SW C1 、スイッチ：SW-C1、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX4 、入力を指定
Curve:3 Point (ENT) 、３点補正を選択
Point1: 9,Point2:12,Point3:15 、補正値１、２、３
操作感のずれを気にしないなら、10 / 12 / 15
Scale:100 、１００％
Offset:0 、 ０％
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
03. <“CO” : flaps up. >
Vart1 page:3 、頁：３
Switch:SW C0 、スイッチ：SW-C0、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、Scale の値で置換
Scale : -5%(ex.) 、置換数値
Offset:0 、０％
式：Ｙ＝ａ
04. < Please check Vart1 : 1-3 mix >
Virt1 - C0 : -5%
- C1 & AUX4 : 9% to 15%
- C2 & AUX4 : 44% to 60%
と、出力が変化します。
05. Plese try ELEVATOR MIX .
% to degree conversion is required.
<< EX 2 >>
Vart2 : Complex , Mixers : 7 の設定をします。
Ｙ＝ａＸ＋ｂ、｛Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％｝
では、検証結果を考えるのが面倒なので、
０～１００％で、扱う様に細工がしてあります。
01. <“C2”& AUX5(45%～60%) : landing flaps 45%-60% , % to digree conversion is required.>
45% to 60% : Diff 15% , Offset 45% 、差分は１５％、オフセット４５％
Vart2 page:1 、頁：１
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:replace 、リプレースを選択
Src:AUX5 、入力を指定
Curve:1 to 1 、１対１を指定
Scale:50% 、Ｙ＝０．５Ｘ
Offset:50% 、Ｙ＝Ｙ＋５０
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ、Ｙ＝０．５Ｘ＋５０、
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１００％
’
Vart2 page:2 、頁：２
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:mult 、掛算を指定
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、置換を指定
Scale:15 、Ｙ＝ａＸ、ａ＝１５％
Offset:0 、
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１５％
’
Vart2 page:3 、頁：３
Switch:SW C2 、スイッチ：SW-C2、式有効条件を指定します。
Mux:add 、加算を指定
Src:None 、無指定
Curve:Fixed 、置換を指定
Scale:45 、Ｙ＝ａＸ＋ｂ、加算値（ｂ）：４５
Offset:0 、０指定
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜４５％≦Ｙ≦６０％
02. <“C1”& AUX4( 10%～15%) : take off flaps 10%-15% , % to degree conversion is required.>
10% , 15% : Diff 5% , Offset 10%
数値が異なるだけで、同じ仕組みなので省略
Vart2 page:4
Switch:SW C1
Mux:replace
Src:AUX5
Curve:1 to 1
Scale:50
Offset:50
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ、Ｙ＝０．５Ｘ＋５０、
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦１００％
’
Vart2 page:5
Switch:SW C1
Mux:mult
Src:None
Curve:Fixed
Scale:5
Offset:0
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜０％≦Ｙ≦５％
’
Vart2 page:6
Switch:SW C1
Mux:add
Src:None
Curve:Fixed
Scale:10
Offset:0
式：Ｙ＝ａＸ＋ｂ
結果：Ｘ｜－１００％≦Ｘ≦１００％ で、Ｙ｜１０％≦Ｙ≦１５％
03. <“CO” : flaps up. >
数値が異なるだけで、同じ仕組みなので省略
Vart2 page:7
Switch:SW C0
Mux:replace
Src:None
Curve:Fixed
Scale : -5%(ex.)
Offset:0
式：Ｙ＝ａ
04. < Please check Vart2 : 1-3 mix >
Virt2 - C0 : -5%
- C1 & AUX5 : 10% to 15%
- C2 & AUX5 : 45% to 60%
05. Plese try ELEVATOR MIX .
% to degree conversion is required.
※慣れない間は、－１００％～０％～１００％の値に混乱するかもしれませんが、
－１００％～１００％と考えずに、ざっくり、数値は、
０～２００ 変化すると考えて、下さい。
最終結果は、計算した結果を、－１００すると、
理解してください。
－５０％～５０％の場合は、０～１００ 変化するので、
まずは、０～１００変化する数値で考えて、結果を－５０します。
－１００％～０％～１００％：変化量は、２００ ですよね？
－ ５０％～０％～ ５０％：変化量は、１００ ですよね？
※４～２０ｍＡ入力を、 －１０℃～４０℃ で表現するには、
Ｙ＝（ （（４０－（－１０））／（Ｘ－４）／（２０－４）） ）＋（－１０）
Ｙ＝（ ５０／（Ｘ－４）／１６ ）－１０
（Ｘ－４）／１６：割合を出す
式を変形して、
Ｙ＝（５０／１６）Ｘ－１０
※０～４０９５を、－１００％～１００％ で表現するには、
Ｙ＝（ （１００－（－１００））／Ｘ／４０９５ ） ＋（－１００）
Ｙ＝２００／Ｘ／４０９５ー１００
Ｘ／４０９５：割合を出す
式を変形して、
Ｙ＝（２００／４０９５）Ｘ－１００
※つまり、
Y= (YrangeH-YrangeL) / ( X - XrangeL ) / (XrangeH-XrangeL) + YrangeL
※制約：各ＣＨ、仮想ＣＨ毎に指定出来るミキサー：１０個です。
これを超える場合は、仮想ＣＨを複数使って計算する事になります。
演算の実行順は、
ＣＨ１－ミキサー１～１０
～ＣＨ１６－ミキサー１～１０
仮想ＣＨ１－ミキサー１～１０
～仮想ＣＨ１０－ミキサー１～１０
の筈です。
実ＣＨ１で、実ＣＨ２～１０や仮想ＣＨ１～１０を参照する様な事や、、
仮想ＣＨ１で、仮想ＣＨ２～１０を参照する様な事は、
実行順に十分注意を払ってください。
